再びフィレンツェに戻って来た私たち。
この日は特に予定はありませんので、のんびりです。
フィレンツェに来て、サンタ・マリア・ノベッラ薬局に行かないでどうする
というわけで、衣類の洗濯を出すついでに薬局へ。
LA SERENA
薬局のすぐ隣りにコインランドリーがありますのでそこで3日分の洗濯物を出します。
店員さんに洗濯物を預けてやってもらうのは9.5ユーロ
自分で機器を操作してやるのは9ユーロです。
何を思ったのか、自分でやることにしました。
こちとら洗濯は毎日しているから操作くらいできるだろうと強気に思ってしまったんですよねぇ…
右側の機械で洗濯をして、左側の機械で乾燥させて終了です。
洗いで40分くらい、乾燥に40分くらい。合計1時間20分くらいでしょうか。
洗濯機が4台、乾燥機が2台あります。
乾燥機があかないと使えないので、場合によってはもっと時間が掛かるかもしれませんね。
あまり金額変わらないし、店員さんに預けてその日に取りに来るか翌日取りにくるかした方が良いかも。
そしてその間に、お隣りのサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局でお買い物。
サンタ・マリア・ノヴェッラは世界最古の薬局で、フィレンツェにあるお店が本店です。
商品を販売している部分は14世紀に建てられたそうです。
入口はこじんまりとしていて、ぼんやりしていると通り過ぎてしまいます。
夏なので夏らしい装飾です。可愛い
入口から入ると中に広がっていて、重厚な雰囲気に圧倒されます。
販売店というよりも美術館のようです。
天井も高くて装飾が凄い
1848年の大改修でも天井のゴシック様式は大切にされ、フレスコ画はこちらの薬局の栄華だそう。。。
サンタ・マリア・ノヴェッラはメディチ家とも縁が大変深いのでこんなものも…
メディチ家当主から初代薬局長に贈られた聖ペテロの肖像画らしいです。
メディチ家とは、ルネサンス期のフィレンツェにおいて絶大な権力を持っていた一族。ミケランジェロやダヴィンチ、ボッティチェリなどの芸術家のパトロンをしていたりルネサンス期の文化を育てる上で非常に重要な役割を果たしました。
余談ですが、映画ハンニバルに出て来るレクター教授がサンタ・マリア・ノヴェッラのアーモンド石鹸を愛用しているそうです。映画見た事ないからわかんないけど…
お庭
商品を買わなくても観光客はうろうろと店内を見て回っています。
しかし、ここに来たら商品は買っておいた方が良いと思います。だって日本で販売されている値段の半額以下くらいで買えますもの。ここぞ!というお土産に良いと思います
黄色い箱がアーモンドソープ
バラでも売っています
薬局で販売する最も古い香りのサンタ・マリア・ノヴェッラ(右)
フランス王のアンリ2世に嫁ぐ際にカテリーナ・ディ・メディチが特別に発注して作らせたもの。今でも購入できます。
左のはハンドクリームです。日本ではとてもじゃないけど買えないので自分用に購入。
家で使ってますけども深みのある香りというか…エレガントで上品です。
そして市販されている香水やフレグランスよりも香りがとても長持ちしている気がします。
しかし、香りで当時に思いを馳せるとか、時代を感じさせるって凄くないですか
ロマンがありますよね
もっといろいろと勉強してから行くとさらに楽しいと思います。
サンタ・マリア・ノヴェッラでお買い物を終了させて、お隣りのクリーニングで洗濯物をピックアップ。
洗濯物からは外国特有の良い香りが…
クリーニングの料金は後払い制です。
さて、今日の用事は済んだのでいい加減チビちゃんが特に楽しめる場所へと連れて行かなければ…
ちびっ子と言ったらプール
海
というわけでフィレンツェのプールに行きます。
こちらがサンタ・マリア・ノヴェッラ教会
入場料を払えば中に入れます。今回は行きませんでした。
続く…
↓プールだなんて行けるのか?↓
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